学校紹介:駒場東邦

実験をする男性4人のイラスト 各学校の紹介(中学)

略称りゃくしょう:こまとう

所在地:東京都世田谷区
⇒私立中学進学率、約35%

アクセス
 京王井のかしら線  駒場東大前駅
 東急田園都市線 池尻いけじり大橋駅
 より徒歩10分 など
⇒東大駒場こまばキャンパスの近く

宗教:なし

※以下は2024年度の入試要項ようこうより
※2025年度は9月中旬の発表予定
※結果も2024年のもの。

募集人数男子240
※高校募集、帰国入試なし

受験者数:627

合格者数:297
り上げ合格あり(電話で)
⇒募集人数より57名多いのは
 合格しても進学しない受験生が
 いるためだと思われる。

 おそらく、筑駒、聖光、栄光、
 慶応中等部、SFC、
 早稲田中などに進学。

実質倍率(受験者数÷合格者数)
 2.1
⇒倍率だけ見ると
 約2人に1人が合格

入試日時
 2/1の午前~12:35まで
近隣きんりんなら他校の午後入試が受けられる

面接:なし

合格発表:Webと掲示で
 2/2の午前9時より

国語の試験時間:60分
⇒首都圏の中学入試では最長

国語の配点:120点

国語の合格者平均点
 84.5/120(約70%)
⇒国語は7割取れれば大丈夫。

国語の受験者平均点
 78.7/120(約66%)
⇒6割半だときついかな

合格者最低点(4科)
 233/400(約58%)
⇒全体では6割取れれば大丈夫。

合格者数が多い大学
( )内は現役の数
卒業生227名+浪人生含む

1位:早稲田 93(63)
2位:慶応  74(48)
3位:東大  44(36)
※私立医学部 42(39)
※東邦大 5
⇒東大合格者数はここ15年で最低に…
 巻き返しなるか。
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卒業生
・亀井 あつし さん (イトーヨーカ堂元社長)
苫米地とまべち 英人ひでと さん (脳機能学者)
・秋山 じん さん (数学者) など

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入試問題の傾向とポイント(国語)

文章について

 物語文が1つ。

 私が受験した1995年は
 井上ひさしさんの『あくる朝のせみ
 という、孤児院こじいんから出てきた兄弟が
 肩身の狭い思いをしながら
 親戚しんせきに身を寄せる
 昭和の暗~いお話でした。

 しかし最近は
 そういった文章は出なく
 時代設定は現代で、あわい恋愛も
 盛り込まれています。

 注釈ちゅうしゃくが文章の最後ではなく
 その言葉のすぐ後ろに
 書かれているのが特徴的です。

 これは、文章から目を離さずに
 読み続けて欲しいという
 学校側の考え・配慮はいりょがうかがえます。

問について

 選択肢は5択ですが
 正誤かどうかの
 微妙なとこをついてきます。

 落ち着いて正解を選びましょう。

 記述はマス目があり
 問自体に
「○字~○字で答えなさい」
 という字数制限があります。

 字数が多かったとしても
 まずは答えの中心(核)を決めて
 それを肉付けしましょう。

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おまけ

 2020年に、塾の先生方向けの
 学校説明会(オンライン)に
 参加しました。

 高校3年生は放課後
 自主的に勉強会を作って
 毎日勉強しているとのこと。

 そりゃ合格実績もいいわけだ。

 東大駒場キャンパスも近いので
 そこに進学した先輩も
 たまに遊びに来てくれて
 合格のノウハウを
 教えてくれるのでしょう。

 実験室が9つあるってすごすぎます(*_*)

※駒東のホームページはこちら

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