詩を読むときのコツの2つ目は
細かい変化に気付くということです。
ひらがなで表記するところを
カタカナで表記したり
各行の始まりを
1文字ずつずらす事などは
作者がわざと行っているので
その細かい変化に気付きましょう。
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■筑駒中 2018年 大問題4 問1
■次の詩を読んで、
あとの問いに答えなさい。
※本来、横書きなら
算用数字を用いますが
元々の問題は縦書きで漢数字のため
そのままにしてあります。
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あけがたには 藤井 貞和
夜汽車のなかを風が
吹いていました
ふしぎな車内放送が
風をつたって聞こえます
……よこはまには、二十三時五十三分
とつか、零時五分
おおふな、零時十二分
ふじさわは、零時十七分
つじどうに、零時二十一分
ちがさきへ、零時二十五分
ひらつかで、零時三十一分
おおいそを、零時三十五分
にのみやでは、零時四十一分
こうずちゃく、零時四十五分
かものみやが、零時四十九分
おだわらを、零時五十三分
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■問1
「ふしぎな車内放送」とありますが、
どういうことが「ふしぎ」なのですか。
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★読み方のコツ
車内放送の各行での
違いを見つけましょう。
違いとは同じではない事ですから…?
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■解答 (学校発表なし、自作)
駅名の後ろの表現に統一性が無く
バラバラであること。
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