過去問題集の買い方

分厚い本4冊のイラスト ためになるコラム

6年生はそろそろ過去問題集を
買う時期だと思います。

過去問題集の買い方ですが
解説があるものを全て買う
べきです。
 
まず、なぜ解説があるものを
買うべきなのかと言うと
解説が付いていないと
その答えになる理由が理解できず
勉強にならないからです。

また、なぜ全てのものを
買う必要があるのかと言うと
各出版社によって解答・解説が違ったり
文章が載っていない場合が
あるからです。

さらに、より多くの解説を読むことで
文章や解答に対する理解も深まります。

最後にお伝えしたいのは
買うということに
意味があるという事です。

「買う」、つまり出版社は読者から
「お金をもらう」わけですから
しっかりとした内容に
しなければいけません。

解答・解説を書く先生の他に
校正者や編集者もいて
内容の確認や理解しやすいかが
必ずチェックされています。
 
費用はかさんでしまいますが 
それで合格できるのであれば
元は取れると思います。 

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★おまけ

参考として
慶應湘南藤沢中の2024年の入試の
声の教育社東京学参の解答を
比較してみます。

声の教育社東京学参
大問3問1救護室からあの、予選
大問3問4の4

大問3問9
声の教育社
 予選で飯田さんが転んだとき
 パニックにおちいり、
 汗まみれになった手を
 恥ずかしくて差し出せず、
 それからは飯田さんの顔を
 見られなかったという
 情けない話をすること。


東京学参
 汗っかきを気にしていた自分のせいで
 転んでしまった飯田さんに、
 濡れた手をさしだせなかったことを
 謝ろうとすること。


大問3問10
声の教育社
 十五年間、私とおなじ
 重さを負ってきてくれた

東京学参
 あのころはみんなまだ
 本当に子どもだったんだ

全然違いますね。

「どこの出版社がいいの?」
という問題ではなく
全ての解答・解説を参考にして
難しい文章や解答に対する
理解を深めましょう。

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