僕が出会ったスーパー小学生

フライドポテトのイラスト 教え子とのエピソード

今までたくさんのスーパー小学生に
出会ってきましたが
中でもKくんのことは
とても良く覚えています。

あれは私が早稲田アカデミーに
つとめていた時でした。

早稲アカでは小4の社会も
教えていたのですが
そのクラスに、社会が
とても良くできる生徒がいました。

その日の授業は
原子力・火力・水力・風力発電
についての内容でしたが
各発電所がどういうところに
分布しているのかを
地図で確認していた時に

Kくんは、原子力発電所が
必ず海の近くにある理由を

メルトダウンが起きた際に
 海水を注入ちゅうにゅうする必要性があるから

と堂々と説明していました。

他の、4年生の生徒たちは

「ど、どういうこと…(*´Д`)」

といった感じで
ポカーンとしていました。

原子力発電の仕組みについて
知っていただけでなく
「注入」「必要性」といった
難しい言葉にも驚かされました。

将来は、IAEAアイエーイーエー
(国際原子力機関)で働くのかな。

立派な研究者か政治家になれよ~(^O^)

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おまけ

ある日、私が早稲アカから
バスで帰っているときに
窓越しにKくんを見かけました。

春休み期間中だったのですが
マックのポテトを食べながら
田園地帯をの~んびりと
歩いていました。

物知りなKくんも
普通の小学生なんだなと
少し安心しましたが
それ以来、春が来て
おだやかな気候になると
Kくんのことを思い出します

※中学受験をされて
 IAEAの事務局長になられた方の
 母校はこちら

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