自分の考えを述べる
記述問題の書き方には
以下の2つのコツがあります。
1
学校や教員委員会が求めている
教育理念を理解する。
例えば、フェリス女学院は
キリスト教の学校であり
For Others(他人のために)を
教育理念としています。
「自分さえ良ければいい」
といった内容なら
明らかに印象が悪くなります。
※フェリスは入試に
「人物考査」があり
どういう人物かも見られます。
2
内容によって採点されるので
書く順番はどうでもいいのですが
以下の順番だと書きやすくて
読む人にも理解しやすいです。
結論→理由→具体例→結論
それぞれの英単語の頭文字を取って
PREP(プレップ)法と呼びます。
結 論…Point
理 由…Reason
具体例…Example
結 論…Point
最初に結論を書いてしまいます。
これによって、自分が何について
書こうとしているのか
自分の頭の中で明確にするだけでなく
読む人に対しても
何についての文章なのか
分かりやすくします。
次にその結論に至った
理由を述べます。
なぜその結論が言えるのか?
ということです。
そして、その結論と理由に
説得力を持たせるために
具体例を挙げます。
「ほらね、実際にこんな
具体例がありますよ。」
ということです。
最後に再び結論を述べます。
読む人に結論を再認識してもらい
文章をまとめます。
それでは、実際の入試問題を
例にとって理解を深めましょう。
フェリス女学院 2023年 大問2 問4
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※解説・解答は自作です。
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