Oさんは、私が中学受験グノーブルで
働いていたときの教え子です。
彼女も珍しい成績の持ち主で
他の3科目は偏差値40台なのに
国語だけ常に学年5位以内でした。
まあ、本をたくさん読んで
いるのかな…と思っていましたが
あるときOさんが早く塾に来たので
彼女にどういう勉強をしているのか
聞いてみました。
すると彼女は
「私、新聞を書いているんです」
と答えました。
「え?どういうこと??」
と聞き返したら
「家族新聞を月1回書いていて
それを書いたらおこずかい
500円をもらえるんです」
ということでした。
だから国語ができるのか…
と納得しましたが
その後、彼女のクラスに
試験監督で入ることがあったので
どういう感じで国語の
答案を書いているのか
見てみました。
すると、記述の答えを書く際
何と彼女は…
自分の考えが頭の中で固まるまでは
書き始めないのです。
本文と問をじっくりと読み
少し時間をかけて考えて
答えを書き始めたのですが
1回も消しゴムを使わずに
書き上げていました。
他のほとんどの生徒は
じっくり考えずに
すぐに答えを書き始め
何回も消しゴムを使うので
彼女の書き方には驚かされました。
立派な新聞記者になれよ~(^O^)/
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★おまけ
その後、授業前に
彼女と雑談していたら
「大貫先生は何で塾の先生に
なったんですか?」
と聞かれました。
「子どもが好きだからだよ~」
と答えてあげたら
「じゃあなんで保育士さんに
ならなかったのですか?」
と再度質問をされました。
「自分の経験を活かしたかったからだよ」
と答えてあげたら納得していました。
インタビューが好きなようですね(^^)
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