大学の付属校は学校の
ホームページなどをよく見ると
「付属校」と呼ばれる学校と
「系属校」と呼ばれる学校が
あるのが分かります。
※「附」の字は
戦前まで使われていた
「付」の字の旧字です。
「筑波大学附属」など
戦前からある学校はそのまま
この旧字を使用しています。
例えば「早実」の正式名称は
「早稲田大学系属早稲田実業学校」で
早稲田大学の「系属校」なのに対し
「早稲田大学高等学院(中学部)」
の場合は「付属校」です。
「付属校」と「系属校」は
何が違うのかと言うと
経営母体が大学と同じかどうかです。
同じなら「付属校」で
違ったら「系属校」です。
ただし、
「明治大学付属八王子」のように
経営母体が大学と違う
「系属校」であっても
「付属」という名称を使っている
学校はたくさんあります。
ここで、受験生や保護者にとって
何が重要なのかと言うと
上の大学へ何割進学できるのか?
ということと
大学への推薦権を保持したまま
他大受験ができるのか?
ということです。
※推薦権を保持したまま
他大受験ができる
=滑り止めとして上の大学がある
また、医学部など
上の大学にない学部のみ
他大受験を認めるケースもあります。
これらを正確に知るには
各学校のホームページの
「進学実績(進路状況)」の
ページを良く見るのが一番良いです。
大手塾などの
ホームページ(本)では
過去のデータが掲載されていたり
推薦権を保持したまま
他大受験できるのか?
どうかまで書かれていないからです。
「○○大学付属」という
名称だけを見るのではなく
自分でキチンと確かめましょう(^^♪
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