いよいよ1月受験(入試)の
出願が始まりました。
中学受験が初めての人にとっては
「1月受験」って何?って
思っている人もいるかもしれません。
そこで今回は「1月受験」の
基本事項をお伝えします。
※次回の「その②」で
受験戦略をお伝えします。
まず何で「1月受験」という
言葉が存在するのかと言うと
中学受験が一番盛んな
(私立中学の数が一番多い)東京都は
2月1日に入試が始まります。
※帰国生入試を除く
ちなみに東京都のお隣の
神奈川県も2月1日からです。
これは私学同士の協定によって
それより早く入試を行うことは
できないからです。
いわゆる「青田買い」を防ぐためです。
ただし東京都と神奈川県以外の学校は
それより前に入試を行って
いいことになっています。
埼玉県→1月10日~
千葉県→1月20日~
また、本校が東京都や
神奈川県にない学校が
1月に東京会場で入試を行うのもOKです。
【例】西大和学園(奈良)
→東京会場は1月6日に入試
これらに受験することを
1月受験と言います。
次に、「合格」については
2パターンに分けられます。
パターン①…絶対に合格できる学校
パターン②…不合格が出る学校
中学受験に詳しくない人にとっては
「え?絶対に合格できるって
どういう事??」
と思われるかもしれません。
これは、地方の学校が
「どうぞ首都圏の皆さん、
うちの学校を、模試や場慣れとして
使って下さい。」
という意味合いがあります。
その学校にとっても受験料
(1人約2~3万円)が
入るわけですから
経営的においしいわけです。
受験生は、場慣れの目的以外にも
得点開示によって自分の
最後の成績が確認できたり
進学しない学校だとしても
「合格」が出ると精神安定剤になります。
【例】早稲田佐賀の首都圏受験
しかし、パターン②の
「不合格が出る学校」は
こうはいきません。
東京、神奈川の2月受験同様
真剣な入試が行われます。
【例】浦和明の星(埼玉)
渋谷教育学園幕張(千葉)など
ここまで読まれて
「パターン①と②の学校は
どうやって見分けるの?
○○中学はどっち?」
と思われた方が
いらっしゃるかもしれませんが
それは、塾の先生やプロの家庭教師に
聴くのが一番良いと思います。
『塾なしで中学受験』
という考えもあるようですが
正直、ちょっと難しいのでは…
と思います。
では次のブログで戦略について述べます。
★「1月受験について その②」はこちら
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