1月受験について その②

合格発表の掲示板のイラスト ためになるコラム

※「1月受験」についての基礎知識は
前述のその①をご覧ください。

さて、どう受験するか、または
受験しないかの戦略ですが
パターン①の
「絶対に合格できる」学校については
受験生の性格によって使い分けるべき
だと思います。

「絶対に合格できる」ので
日頃から弱気な受験生は
ここで合格すれば
精神安定剤」になります。

模試と違い、学校から正式な
合格証書が送られてくるので
「僕(私)でもちゃんと
 合格できるんだ(^O^)」
と安心できるというわけです。

しかし、調子に乗りやすい受験生は
このタイプの学校は
受験すべきでないと思います。

例えば「早稲田佐賀」の首都圏入試も
「絶対に合格できる」タイプの学校ですが
「早稲田」という名前が付いているためか
「早稲田に合格できるほど
 実力があるんだ」と
変に勘違いしてしまい
その後全く勉強せずに
気持ちがゆるんだまま
2月の入試に向かう受験生もいます…。

そういう受験生はやはり
「絶対に合格するんだ!」という
強気な受験生には負けてしまいます…。

次にパターン②
「不合格が出る学校」ですが
不合格になっても
気持ちを切り替えられるなら
受けても良いと思います。

実際に私の教え子でも
渋幕に落ちてしまったのですが
「しょせん渋幕は渋幕
 開成に合格できれば問題なし!」
とすぐに気持ちを切り替えて
無事に開成に合格した受験生もいました。

※その受験生のエピソードはこちら

また、渋幕に受かったものの
2月の麻布、聖光、筑駒は不合格で
結局、東京都目黒区から渋幕に通う
決断を下した受験生もいました。

少し遠いので通学は大変ですが
地元の公立中に通うよりかは
はるかに良い選択だと思います。

1月に渋幕を受けたから
この選択ができたわけですね。

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★おまけ

 ちなみに、私も1月受験をしました。

 今は東京での入試は行っていませんが
「土佐塾」中学に合格しました。

※当時の「土佐塾」東京会場は、
「絶対に合格できる」タイプでした。

 日能研の同じクラスの受験生も
 全員無事に?合格していたので
精神安定剤」や「有頂天」になることは
 ありませんでしたね。

※私の中学受験の結果はこちら


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