●グループ名:御三家(ごさんけ)
※麻布中、武蔵中と合わせて。
●沿革
1878年:高橋是清 初代校長に就任
(のちの総理大臣)
1885年:初めて「※ペンケン」の
校章をつける
1920年:筑波大学附属高校との
ボートレースが始まる
1924年:西日暮里(現在地)に移る
1960年:高校募集を始める
1982年:東大合格者数が全国1位に
※「ペンは剣よりも強し」という意から
●所在地:東京都 荒川区 西日暮里
●アクセス:JR線、地下鉄 千代田線、
日暮里舎人ライナー
「西日暮里」駅より徒歩2分 など
⇒東京大学 本郷キャンパスまで
地下鉄 千代田線で2駅
●宗教:なし
●土曜授業:4時限まで
※高校では芸術の授業が
7・8時限にあります。(週1回)
●制服:学ラン
※制帽の着用は任意
※2025年度の募集要項より
中学 | 高校 | |
募集人数 男子 | 300 | 100 |
入試日時 | 2/1(土) 午前~ 14時 | 2/10(月) 午前~ 15:20 |
国語の 時間と 配点 | 50分 85点 | 50分 100点 |
合格発表 Web のみ | 2/3 (月) 12時頃 | 2/12 (水) 12時頃 |
→合格発表は中高ともに
試験日の2日後
⇒記述問題の採点に
時間がかかるから。
●2025年度入試の結果
中学 | 高校 | |
募集人数 | 300 | 100 |
受験者数 | 1146 | 497 |
合格者数 | 431 | 172 |
実質倍率 | 2.7 | 2.9 |
合格者 平均 (国語) | 50.1 /85 (約59%) | 62.6 /100 |
受験者 平均 | 40.4 /85 (約48%) | 53.9 /100 |
合格最低点 | 202 /310 (約65%) | 226 /400 (約57%) |
※追加合格あり(電話で)
→国語は難化しました。
合格者平均-受験者平均=9.7で
これは算数の差の8.3より
大きかったです。
⇒国語で勝負がついた。
※単純に実質倍率で比較すると
中学の方が入りやすい。
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●クラブ活動
・中学サッカー部
(首都圏私立中チャンピオンズカップ
決勝トーナメント進出)
・ボート部
(国民スポーツ大会 出場)
・水泳部
(国民スポーツ大会 50m自由形 2位)
・天文気象部
(月・金星・木星・土星、M45の観測)
・ゲートボール部
(全国ジュニア大会2連覇)
・ハンドボール部
(秋季大会 東京都ベスト8)
●合格者数が多い大学
( )内は現役
※2024年の結果
※卒業生402人+浪人生
1位:早稲田 245(155)
2位:慶応 193(122)
3位:東大 149(117)
⇒1/3以上の生徒が東大に進学
※国立医学部 67(46)
※私立医学部 74(22)
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★卒業生
・岸田 文雄 さん(前総理)
・渡邉 恒雄さん
(元読売グループ代表)
・落合 陽一 さん
(メディアアーティスト)
・加藤 智治 さん
(ゼビオ(株)代表取締役社長)
・平山 理志 さん
((株)サンライズ執行役員)
・頼廣 圭祐 さん
(メットライフ生命保険(株)執行役常務)
など
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★入試問題の傾向とポイント(国語)
2025年の国語が難化した理由は
「文章」だと思います。
大問1…古内一絵 『百年の子』
大問2…永井玲衣 『世界の適切な保存』
それまで開成中の物語文は
登場人物が小学生~高校生のように
受験生にとって
親しみやすいものでした。
しかし2025年の大問1の物語文は
主人公が出版社に勤める
編集者でした。
経験していない編集や
執筆の仕事について
想像するのは難しかったようです。
また、大問2の永井さんは哲学者で
比喩的な表現が多く、理解する
のが難しかったと思います。
問に無かったとしても
「どういう内容の文章だった?」
という質問に簡潔に
答えられるようにしましょう。
また、前後の問がヒントに
なっている事もあります。
※永井さんの文章は
渋幕2025年の1次でも出ました。
(『水中の哲学者たち』)
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★おまけ
中学受験グノーブルで働いていた時の
教え子が合格しました。
補欠合格だったのですが
後日、繰り上げ合格になりました。
※その子とのエピソードはこちら
※その子の保護者様から頂いたFaxはこちら
体育祭の「棒倒し」や応援は
とても迫力があります。
是非一度観に行ってみて下さい!
※開成のホームページはこちら
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