少し昔の話ですが
彼のこともよく覚えています。
アメリカからの帰国生だったので
英語の勉強をする必要がなく
それ以外の4科目だけ
塾に通っていました。
ただ、その環境せいで
逆に国語は苦戦していました。
特訓選抜クラスにいましたが
他の子が楽々解ける問題にも
顔に汗を浮かべて、苦しそうに
解いているような状況でした。
しかし、彼がすごかったのは
そこで諦めなかった事です。
授業が終わってから毎回
私に質問をしてきて
「どうしてこれは
アが答えなんですか?
○行目に『…』と書いてあるから
イが答えでも
いいんじゃないですか?」
「この記述の模範解答は
自分のと全然違うのですが
どうやったらこの
答えになるんですか??」
など、いい意味でしつこく
粘り強い姿勢でした。
その後、中3になってからは
ベテランの先生が担当したのですが
講師控室にもよく質問に来ていました。
周りの人からは
「彼は帰国生で、英語を
勉強する必要がないから
成績がいいんですよ」
などと言われていましたが
陰でしっかりと努力していたんですね。
そのかいあって開成と
学芸大附属高校に合格!
粘り強く諦めない姿勢を忘れずに
社会でもご活躍して下さい♪
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★おまけ
その後、彼の弟も入塾してくれました。
その弟のエピソードはこちら
開成高校に進学したО君(兄)

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