首都圏には300校以上の
私立、国立、公立中高一貫校があります。
そこで今回は、どのようにして
志望校を選ぶ(絞る)かの
基本知識をお伝えします。
①大学の付属校か進学校か?
大学の付属校は
上の大学へ何%進学できるのか?や
推薦権を保持したまま
他大学の受験が可能かどうかが
各学校によって違いますが
とりあえず「付属校」として考えます。
これに対して「進学校」は
大学の付属校ではないため
大学受験をする必要があります。
まずはこの分類方法から
学校を絞った方がいいと思います。
ちなみに、最近のトレンド(流行)は
圧倒的に大学の付属校です。
まあ、12歳などの早い段階で
「○○大学卒業」という学歴を
確保しておきたいという
考えなのだと思います。
逆に、教育に厳しいご家庭だと
「あえて進学校に進ませて
精神的なタフさを身に付けさせる」
という考えもあります。
★教育内容の違い
付属校は基本的に
大学受験をする必要がないので
高校生の段階から
「簿記」や「司法試験」などの
資格の勉強を始めることも可能です。
また、高校3年生は
大学の講義を受けることが可能で
単位を大学から認定してもらえる
ということも珍しくありません。
一方、「進学校」は
どの大学に進学するかが
最優先課題になりますので
こういった資格の勉強は
まずできません。
※大学の学部に注意
付属校は既に
「○○大学卒業」という学歴が
保障されているので
魅力的に見えますが
以外な欠点もあります。
例えば、
「早稲田大学 高等学院」に通っていて
何かのきっかけで
「医学部」に進学したいと思っても
早稲田大学には医学部がないため
他大受験をするしかありません。
しかし高校のカリキュラム・授業は
大学受験用にはなっていませんし
周りに受験する生徒も
ほとんどいません。
さらには担任の先生も
受験の情報をあまり持っていないので
厳しい戦いになると思います。
他にも、付属校と進学校の違いは
たくさんありますが
それはまた別のコラムにて
お伝えします(^^)
志望校選び ①付属校or進学校?

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