■次の1~4のカタカナを漢字に、
漢字をひらがなに直しなさい。
1 その蔵前の顔が、
【シンソコ】恐ろしかった。
2 切れ長の目を瞠って、
彼は唇を【真一文字】に結んだ。
3 冬だし暗いし、
夜景や【トウダイ】の明かりが
見えるわけでもない。
4 俺の期待を【ウラギ】ってきた。
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■解説・解答
1 その蔵前の顔が、
【心底】恐ろしかった。
心の底からという意味ですね。
それぞれの部首は
心⇒こころ ※漢字自体が部首
底⇒まだれ
同音異義語の「真底」は
コップなどの
一番底のことを言います。
【例】マグカップの真底に
まだコーヒーが残っている。
2 切れ長の目を瞠って、
彼は唇を【まいちもんじ】に結んだ。
「真一文字」とは“真”っすぐで
漢字の“一”の“文字”のような様子です。
それぞれの部首は
真⇒目 ※「なべぶた」ではない
一⇒一 ※漢字自体が部首
文⇒文 ※漢字自体が部首
字⇒子 ※「うかんむり」ではない
また、脇目も振らない事にも使います。
【例】真一文字に突き進む。
3 冬だし暗いし、
夜景や【灯台】の明かりが
見えるわけでもない。
それぞれの部首は
灯⇒火
台⇒口
「灯台下暗し」という表現も
覚えておきましょう。
4 俺の期待を【裏切】ってきた。
音を表す「里」と「衣」で
衣の裏地を表します。
それぞれの部首は
裏⇒衣 ※「なべぶた」ではない。
切⇒刀
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■解答
※134は元の文章
(額賀 澪 著『競歩王』)の確認による。
2は学校発表はなし。
1 心底
2 まいちもんじ
3 灯台
4 裏切
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★おまけ
漢字の問は、その大問の初め
(問1)にくることが多いです。
私立武蔵の先生は問1の
正答率が高かった講評として
「気持ち良く
解き始められたのであれば
良しとしたい。」
とおっしゃっています。
勉強する気が起きない…のなら
ウォーミングアップとして
漢字の勉強からやってみましょう!
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