筑駒は言うまでもなく
男子の最難関中学ですね。
今日は、その筑駒に受かった
同級生の実話を紹介します。
同級生だったので
もちろんフルネームを知っていますが
ここで公開するわけにはいかないので
仮にS君とします。
私とS君が通っていた小学校では
ちょうど私たちが6年生の秋に
創立10周年記念式典があり
その式典の中で、来賓の方々に
校歌などを披露する機会がありました。
そこで音楽の先生が
我々6年生から
指揮者を募集したのです。
指揮者になった生徒は
毎日、朝と放課後に
指揮の練習があるとのことでした。
私はズルい性格だったので
「受験勉強があるから面倒だな」
と考えて指揮者には
立候補しませんでした。
しかし、S君は
音楽経験が全くないにも関わらず
指揮者に立候補し
無事その大役を務めたのです。
当時は
「S君、受験があるのに
指揮者なんかやって大丈夫か?」
と、少し心配な気持ちで見ていました。
そして、中学入試が終わり
筑駒に合格したS君と
遊んでいたときに
それまでずっと
疑問に思っていたことを
彼に尋ねました。
私「なぜあの時、指揮者に立候補したの?」
S「だって僕は筑駒を狙っていて
筑駒は4教科とは別に
報告書が100点満点であるから。
それに少しでも加点したかったんだ。」
その答えを聴いた瞬間
衝撃を受けました。
やっぱり筑駒に受かる人は
考えていることが違いますね。
筑駒を狙っている人は
このS君のように
報告書に加点される何かを
やった方が良いと思います。
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★おまけ
その後
それぞれ違う中学に進学したので
その日以来S君に会うことは
ありませんでした…。
しかし、それから約5年後に
私が通っていた桐蔭学園で
ばったり再会しました。
妹が桐蔭学園中を受験するので
付き添いに来たとのこと。
めっちゃ優しいお兄ちゃん!