まずやるべき事は
答えの要素(材料)となる
可能性がある箇所を
本文から見つけることです。
※「可能性」と書いたのは
多めに拾っておいた方が良いため。
後でまとめる際に
必要のない要素(材料)は
使わなければ良い。
〈ゴミ箱ロボット〉の特徴に着目すると
以下の箇所が見つかると思います。
(サイドラインを引くと良い。)
その際、全ての〈ゴミ箱ロボット〉に
共通する抽象的な表現(内容)を
拾って下さい。
1つの〈ロボットゴミ箱〉にしか
当てはまらない内容は
〈ロボットゴミ箱〉の特徴とは
言えないからです。
①自らではゴミを拾えないけれど、
子どもたちの手助けを上手に
引き出しながら、
結果としてゴミを
拾い集めてしまう
〈そんなゴミ箱ロボット〉
②ゴミ箱の姿をしたロボットは、
ただヨタヨタと動きまわっていただけ
③ロボットたちは、
子どもたちを味方に引き込むことで、
図らずも
「ゴミを拾い集める」ことにくわえ、
「ゴミを分別しながら集める」という
新たな機能までも手に入れてしまった
④
「どこか不完全なのだけれど、
なんだかかわいい。
放っておけない!」という気持ちを
まわりの子どもたちから
引き出してしまう
以上の要素(材料)を
まとめて答えにします。
②の最後の「動きまわっていた」を
「動きまわっている」にします。
※<ゴミ箱ロボット>の特徴は
過去に限定されないため。
①~④の順番の入れ替えは
たくさん読んだり書いたりして
慣れるしかないです。
日本語の文は
「主語→修飾語→述語」という順番で
作られていますが、私も
それを意識して書いていません。
②ただヨタヨタと
動きまわっているだけで
④「どこか不完全なのだけれど、
なんだかかわいい。
放っておけない!」という気持ちを
まわりの子どもたちから引き出し、
①子どもたちの手助けを
上手に引き出しながら
③「ゴミを分別しながら集める」という
新たな機能までも手に入れた点。
解答はこちら
実際の入試は時間制限があるので
「細部にこだわらずに
的を外さずに書く。」
という意識を持ちましょう。
細かい点は間違えても大丈夫!
過去問解説:桜蔭 2025年 大問1 問3 解説
